調査結果〈技術編〉


English version is here.


ここでは現場環境保全技術(OGT)を以下の3つの視点で整理することとした。
  1. 技術の適用対象(Object)
  2. 対応策(Strategy)
  3. 改善方法(Action)

技術の適用対象(Object)

現場環境保全技術(OGT)の適用対象(Object)を、インプットに関するものとアウトプットに関するものに大別する。

インプットとは、製造(建設)工程に投入されるものを指し、アウトプットとは、製造(建設)工程から排出される製品以外のものをいう。
インプット
適用対象のうちインプットに区別するものは、エネルギーのみとする。
エネルギーは、インプット側で制御しなければ、アウトプットとしては廃熱の利用状況程度でしか把握することができない。そのため、エネルギーはインプットとして考える。
その他の、原材料および副資材ならびに水に関しては、使用量の抑制が発生抑制につながるため、アウトプットの項で記述する。
アウトプット
アウトプットは製品以外の排出物であるから、できるだけ少なくすることが望ましい。
アウトプットは以下のように分類する。
対応策(Strategy)

インプットのエネルギーに関する対応策としては、

  1. 管理の適正化や省エネルギー対策により使用量を減らす(使用抑制)

  2. 他の工程で発生した廃棄物を燃料として利用したり、廃熱を利用したりする(再利用)

ことが考えられる。

アウトプットに関する対応策としては、

  1. 工程や設備の改善等によって歩留まり率を向上させ、工程に投入する原材や副資材の量を減らす(発生抑制)

  2. やむをえず排出されるものを、他の製品の原材料に転用したり、再び製造(建設)工程にもどす(再利用)

  3. 排出されるものに対しては、汚染物質が外部に流出しないように適正に処理する(適正処理)

ことが考えられる。

以下にアンケート調査から得られた代表的事例を述べる。

インプット
アウトプット

改善方法(Action)
具体的な改善方法(Action)については、以下のような項目を設定し、分類する。
技術内容のリスト

以上のような3つの視点のもとに、アンケート内容を整理した結果を以下の表に示す。
適用対象と対応表

適用対象と改善方法